カメラは5台(中央1、ゴール裏2、サイド2)を配置していますが、改めて撮影方法等について徹底をお願いします。

◆各カメラ共通 

どのカメラもメディアの容量はたっぷりあるので、試合だけでなく、その前後ののりしろ部分を長めに(最低でも10秒以上)記録してください。

カメラを同期させるときに、頼りにしているのが審判のホイッスル音です(これがないと編集できません)。審判はホイッスルをできるだけ大きく鳴らしてください。

 

◆中央カメラ

ニュートラルゾーンを撮影します。画角は、事務局でセッティングしますので、事前の準備は必要ありません。
撮影は、ボールの動きに合わせて、カメラを左右にパンし、サイドカメラの映像につなぐイメージで行います。(サイドカメラ側できちんと撮影してくれていれば、中央カメラは固定とし、左右のパンもしなくていいのですが…)
ズームイン・アウトは絶対にしないでください。もし間違ってズームインしてしまった場合は、最後までズームアウトしてください。

 

 

〇 事務局でセッティングした画角がこちら(ニュートラルゾーンの全体、センターラインとブルーラインがほぼ映っています。手前フェンスも映っています)

 

 

 ズームインしてしまった画角(ニュートラルゾーンの一部の狭い範囲しか映っていません。必然的にカメラをたくさん振り回さないといけなくなります)

 

 

〇 広い画角だとフェンス際のプレーもちゃんと映ります

 

 

✕ フェンス際は選手の頭しか見えません。ボールも見えません。

 

◆サイドカメラ

サイドカメラは、事前のセッティングがとても大事です。先に周知した「サイドカメラの設定」の動画で十分に確認してください。

 

※「固定モード」にして、レンズを少し下に下げるというのがポイントです。

 

 

 

 

〇 リンクをメインに撮影し、天井はそれほど入れません。選手が近くに感じます。フェンス左側のベンチが映り込まないように撮影します。
このように、走ってくるシーンも撮影してください。

 

 

 上から見下ろすような感じでリンクをメインに撮影します。固定モードにして、レンズをどれだけ下げるかですが、天井部分に、タイムコードや得点表示がちょうどおさまるくらいにしてください。
カメラは高性能なので、ボールを追ってがんがん左右に振ってもぶれませんので、ボールが常に画面の中にあるように、左右のパンを徹底してください。

 

 

✕ 天井をたくさん入れると、会場全体が撮影されるようになってしまい、選手が遠くに感じてしまいます。

 

✕ 天井を多くすると、リンクがメインになりません。

 

✕ 天井がまったくないのもよくありません。プレーヤーと得点表示がかぶってしまっています。

 

◆ゴール裏カメラ

画角などは、事務局でセッティングしますので、事前の準備は必要ありません。
ゴール裏カメラは、副審にオン・オフをしていただくことになっていますが、押し忘れのないように、みなさんで声掛けをお願いします。

 

 

モニター画面で確認してほしいのは、上記画像の赤丸の枠のところで、このマークが動画撮影モードです。
なんらかの拍子に、ここが別のアイコンに変わっていたら、左側にある切り替えボタン(▲に押しても▼に押してもどちらでもいいです)を何回か押して、動画モードのアイコンを表示させてください。
撮影されているかどうかの確認は、上記画像では、右下に青いボタンが点灯していますが、この状態は、スタンバイ中で、撮影されているときには「赤い点灯」になります。また、下記画像のように、カメラ本体の上部も同時に「赤い点灯」になります。
「赤い点灯」ではなく、点滅だったり、不規則な動きになっていたら、動画モードじゃない可能性があります。
なお、ゴール裏カメラは、グリーンのネットにマジックテープで結び付けています。強いボールが当たると、ずれたり外れたりすることがあると思います。その場合には付け直さなくてはいけないので、副審はオン・オフするだけでなく、モニターの画像に傾きがないかなどを確認するようにしてください。